関東ウィメンズくらぶ便り
     
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第4回は、六反友佳里さん(学30C)からの寄稿です。

メンタルヘルス入門


皆さんこんにちは

 早いもので、来月には、関東ウィメンズくらぶの第3回親睦会が開催されます。発起人の一人として参加するようになって、一番の収穫は交流の輪が広がったことです。年齢が違ったり、学科が違ったり、学生時代には接点のなかった人たちがほとんどですが、一度会えば一気に距離が縮まる。この安心感は一体どこからくるのかしら、なんて考えながらこの“くらぶ”の発足をしみじみと嬉しく思う今日この頃。人は人とのつながりを糧にして生きているのだということを、つくづく、実感しています。



 私は、子どもの健康教育や医療科学をテーマとする新聞の編集をしており、紙上でメンタルヘルスの問題を扱うことも多いのですが、その中で、米国の精神科医であるウィリアム・グラッサー博士が説く「選択理論」は最近出会った興味深いものの一つです。
 このグラッサー博士は「私たちは自分の行為と思考のすべてを選択している」として、不安感や恐怖感などの精神症状も実は自分が選択したものであり、その選択に至る原因は bad な人間関係にあると言います。



 そしてそれゆえ、良好な人間関係を築くことが何より大切だと提唱。そのためには、相手を変えようという外的コントロールをしてはいけないということを挙げています。ちなみにその外的コントロールとはすなわち「批判する」「責める」「文句を言う」「ガミガミ言う」「脅かす」「罰する」「ほうびで釣る」の“7つの致命的習慣”とのこと。
 これを「支援する」「励ます」「耳を傾ける」「受け入れる」「信頼する」「尊敬する」「違いを交渉する」の“7つの思いやる習慣”に変えることで、人間関係は驚くほどに改善されると言うのです。
 最後の「違いを交渉する」という習慣は日本人にはイメージしにくいものかもしれませんが、私個人的には、これが一番のポイントではないかと感じています。なじみがないため、最も難しい行為ですが、これに成功すればあとのことは逆にそれほど難しくないような気もします。

  1. 批判する    →   支援する
  2. 責める     →   励ます
  3. 文句を言う   →   耳を傾ける
  4. ガミガミ言う  →   受け入れる
  5. 脅かす     →   信頼する
  6. 罰する     →   尊敬する
  7. ほうびで釣る  →   違いを交渉する


 ウイメンズくらぶの集まりの中で、“違いを交渉する”ということを訓練できればなあ、なんて考えています。また、そういうことができる場ではないかと思うのです。そして、他者と自分との違いを踏まえた上で、心癒されたり、ちょっと大袈裟かもしれないけれど人生が開けた!なんていう出会いがあれば素敵です。

 あらゆる人間関係を良好に保つなんてことは至難の技ですが、しんどい関係性の中で多大なエネルギーが使われることがあっても、もし、それを補給する場があればまた頑張れる。そういう出会いや機会を提供する集まりとしてウイメンズが発展していけば、と願っています。



 では、3月22日(土)、午前11時30分、東京神田、学士会館で多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。


                               学30C  六反 友佳里



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