関東ウィメンズくらぶ   第6回交流会

 新緑まぶしい平成24年5月19日、屋形船遊覧の交流会を開催しました。

『江戸・明治にかけて、高級な娯楽として屋形船は粋で風流な舟遊びであり、夏の風物詩でありました。』
 屋形船を運営する会社のパンフレットの説明を読みながら、交流会を屋形船でのチャット会にしようと企画したのが、
一昨年9月の世話人会でのこと。例年の講演会を一休みして、「普段味わえない風情がある。個人では乗りにくい。
まして家庭の主婦にはチャンスがない。」そんな声を反映させ、屋形船での食事会として昨年5月の開催を決定
しました。
 


 ところが、昨年3月に起きた東日本大震災の影響を受け、
今年まで持ち越しとなったものです


              


 前日までは突然の雷雨など不安定な天気が続いており
心配しましたが、交流会当日は見事に晴れ渡り、吹く風も
心地よい絶好の遊覧日和となりました。
 総勢24名のウィメンズを乗せ、屋形船『ゑびや』は正午に
JR田町駅近くの鹿島橋側から出航しました。

 まずは世話人代表の挨拶に続き、参加者全員が順に簡単に
自己紹介や近況報告などをし、乾杯のグラスを傾けました。

 その後はゆるりとした雰囲気の中で食事を楽しみ、あちら
こちらでお喋りに花が咲いていました。


          



 屋形船はお台場を目指し、レインボーブリッジが目に入って
くると、皆さんは思い思いに写真を撮ったり、船のデッキに
上がり景色を眺めたり、気持ちのよい風に吹かれてしばし
癒しの時間を過ごされたのではないかと思います。

 屋形船といえば、その場で揚げてくれる
『天ぷら』が有名です。
 私たちの船はお台場前で停泊し、さあ、
いよいよお待ちかね、新鮮な魚介類や旬の
野菜の天ぷらが次々に運ばれてきました。
 キス・エビ・イカ・アナゴ…。揚げたてでとても
美味しかったと皆さんに好評でした。

 停泊中に小船が一艘近づいて来ました。
 何だろう? と見ていると、船を横付けして
並べ出したのは、なんとアサリの佃煮でした。
佃煮屋さんの海上小売だったのです。

 味見をさせていただくと、さすが品評会で賞を
獲得したというだけあり、よいお味でした。
佃島が近いので納得ですが、おもしろい経験
でした。

佃島の由来

 江戸前の新鮮な海の幸を幕府に献上するべく、大阪の佃村(現在の大阪市西淀川区佃)の漁民達が遠く江戸へ招かれた。彼らは与えられた隅田川下流の中洲に築島し、故郷の名を偲び、そこを佃島と名づけた。豊富な魚介を幕府に献上するかたわら、あふれる魚介を有効利用するために作られたのが佃煮である。

 航行中には、他の屋形船や大きなクルージング船なども見られ
ましたが、中でも、漫画家・松本零士氏デザインの観光船『ヒミコ』は
みなさんの目を引いていたようです。

 シルバーメタリックの船体は、松本氏の漫画に登場する独特の
メカニックデザインを忠実に再現したもの。船内では『銀河鉄道999』の
キャラクターである鉄郎とメーテル、車掌の3人が隅田川の情景を解説。
お台場周辺など東京湾の眺めも楽しめるようです。
天井には、空を見渡せる展望窓がついているのが珍しいですね。
屋形船の歴史

 平安時代からその原形はあり、桜や紅葉を愛でたり、漢詩や和歌を詠んだり、
楽器を奏でたり、貴族の典雅な遊びに利用されていた。
 河川整備が進んだ江戸時代に栄え、大名や豪商などに花見、月見、花火などの
遊びに愛用された。特に隅田川の屋形船は、金銀漆の装飾で飾り豪華であった。

 寛文、延宝年間(1661〜1681年)までが全盛期で、天和2年(1682年)の大船
禁止令により衰退し始めたという。
 明治維新後も引き続き親しまれたが、第2次世界大戦の敗戦後に「文化の移り変り」
「河川の水質汚濁」などで勢いを失っていった。
 昭和時代末期のバブル景気や水質改善により、屋形船は再び勢いを取り戻し、
現在に至る。現在の屋形船は定員20名程から、100名程の大型船もある。
エアコンやカラオケも完備され、食事付きの2〜3時間の遊覧が主である。


 お台場の景色を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しんだ後、船は東京湾から隅田川を遡ります。勝鬨橋、佃大橋、
中央大橋、永代橋と航行する途中には、築地市場や47階建てと38階建ての高低差がある特徴的なデザインの
ツインタワー、「聖路加タワー」なども見られました。

 ウォーターフロントには企業のビルのみならず、マンションなども多く建ち並び、皆さんは、今更ながら東京には
こんなにたくさん高層ビルがあるのだと見入っていました。隅田川に架かる橋は多く、今回の遊覧で見たのはその
一部ですが、姿形は様々で見ていて飽きないものがありました。

 船着場に戻り、記念撮影を終え解散となりました。
 約3時間の屋形船遊覧、参加された皆さんには非日常の空間でゆったり寛ぎ、リフレッシュして
 いただけたのではないかと思います。またいつか、今度は夜のツアーを、という声も上がっていました。

アンケートの結果について

参加の皆さんにお願いしたアンケートの結果をご紹介いたします。

* 企画内容について   
・屋形船初体験で楽しかったです。   
・なかなか経験できない魅力的な企画でした。    
・お天気にも恵まれ、すばらしかったです。    
・ゆっくり食事やお喋りができました。  
などなど、皆さんには楽しい時間を過ごしていただけたようで、世話人一同安堵しております。

* 料理について   
・まあまあ   
・普通   
・天ぷらがおいしかった。
・天ぷらが豊富でした。
・揚げたてがうれしかった。
・飲み物もバラエティーあった。
などなど、多くの方が揚げたて天ぷらに満足していただけたようです。

* 会費について     
・OK     
・良いです。     
・適正。
・リーズナブル
・納得できる値段   

* 開催時期や曜日について    
開催時期は「5月中旬」、「3月中旬」、「その他」の中では、大半の方が5月中旬を希望されました。
曜日については「土曜日」、「日曜日」、「その他」の中で、大半の方が土曜日を希望されています。
平日の方がよいというご意見もありました。

* 他、くらぶの世話人会に関して    
「興味はある。やってみたい。」という方が何人かいらっしゃいました。 その方たちには後日ご連絡を
差し上げるかもしれませんが、ご協力いただけると 嬉しいです。

 前回まで、関東ウィメンズくらぶの交流会は3月に開催しておりましたが、3月はお仕事をされている
方の中には決算期でお忙しかったり、春休みはご家庭での計画がおありになったりで、参加が難しい
方も多いようだということで、今回は5月開催といたしました。

 今回は交流会初参加の方が多数いらっしゃいました。こうして少しずつ、さらに交流の輪が広がって
いくことを願いながら、世話人一同、次の企画を考えたいと思います。   

 また来年も、多くの同窓女性にお会いできることを楽しみにしております。     


                               ー文責 世話人 吉岡潤子(学30EB)ー



ウィメンズくらぶの部屋に戻る



トップ頁にもどる


そんな現代的な船に対し、伝統文化を今に伝える屋形船。便利なネット検索により少々その歴史を
紐解いてみましょう。

長い歴史を持つ屋形船も浮き沈みを繰り返し、再び脚光を浴び始めたのは比較的最近のことだったのですね。

 本来のコースは、永代橋からUターンし、
相生橋をくぐり南下して芝浦に戻るのですが、
船長さんのご厚意で、さらに清洲橋まで北上
していただきました。

 そこは、オープン直前の盛り上がりを見せる
スカイツリーを正面に望む絶好の撮影スポットで、
たくさんのカメラにその姿が残されたようです。

 船はそこでUターンし芝浦へと戻って行きました。

案内のページ