私は1969年中国学科卒、貿易商社(大阪本社)に入社、貿易実務を叩きこまれた後、東京に転勤、主として石油化学品の中国向け輸出営業を26年間、その後繊維メーカに転職し、その中国事業立ち上げ協力で15年、はんだメーカーの中国室で3年勤めました。

 「中国」というキーワードで、一貫して「中国貿易拡大」「中国事業構築」に携わってきましたが、その現場で私に求められたのは、「商品知識」「世界の業界地図」「国際経済の動向」、そして「商談に関連する知識(物流・決済・外国為替・損害保険を含む貿易実務、貿易管理法令、与信管理、相手国の法令、文化歴史など)」。それに、「商談を纏めることが出来る交渉力と 語学力」でした(私自身、まだまだ勉強不足であり、終わりはないと思っていますが…)。

 会社勤めが終わり、そこそこ時間的余裕が出来たので、「同期会」、「楠ケ丘会関東支部」、「クラブ活動のOB/OG懇親会」などに出席する機会が増えました。それとともに「母校・神戸外大」に接する機会が格段に多くなりました。

 今回、学12P卒の大先輩の特別企画に賛同し、投稿原稿の作成に苦心する中で、「模擬国連世界大会」での母校後輩の活躍に注目しました。特に、2015年11月にチェコで行われた大会に神戸外大の学生12名と教授3名が参加されたときの報告書を読ませて頂き、彼らの活動こそが、私が実社会に出て求められたものと基本的には同質の基礎知識を修得・訓練する良い「実践の学びの場」であると感じました。
報告書は→ こちら

 更に、この「模擬国連世界大会」について、これまでの継続的な努力が実り、今年11月21日(月)〜27日(日)に、神戸外大が「ホスト校」となり、神戸市の協力を得て、日本で初めての開催が決定し、世界各国より300名の学生と教員50名、計350名が参加予定であり、会場は母校神戸外大と神戸国際会議場で行われるということを知りました。一卒業生として日本初の「模擬国連世界(神戸)大会」に注目すると同時に、この国際大会が盛会、且つ成功裡に終わることを心より願ってやみません。

 最後になりますが、神戸市及び神戸外大に対する要望と提案です。

 一つは、今後とも一層「広報」に注力して頂き、この「模擬国連世界大会」(神戸開催)の「主旨」と「議題」を中心に「大会運営の概要」と「スケジュール」を幅広い報道、メデイアで紹介して頂き、神戸市及び神戸外大の活動を宣伝して頂きたい。

 次に提案ですが、神戸市の協力を得て、神戸外大の活動状況を広く全国に発信し、学生の就活を支援するとともに、神戸外大のOB/OGと神戸市の交流の場とするために、東京に「神戸外大のサテライト」を設置することを提案致します。当面は、永田町の都道府県会館にある「神戸市東京事務所」に「神戸外大 OB/OG用のデスクの置くことからスタートしては如何でしょうか。

神戸市東京事務所は→ こちら


(学18C 森田隆男)